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■レポート 

○日時: 2017年4月16日(日)午前10時〜12時

○場所: 宇部マテ“フレッセラ”テニスコート管理棟(中央公園)  宇部市神原町1-7-45

○呼びかけ団体: 宇部市地球温暖化対策ネットワーク(UNCCA)・うべ交通まちづくり市民会議(うべこまち)

○参加者: 15名
  UNCCA・うべこまちの会員、市民、学生、宇部市関係者など

○自転車レーンデモ走行: 12名走行

○うべ自転車レーン整備の経緯と利用実態について: 兼久プレゼン説明    ⇒ プレゼン資料

○意見交換

1)自転車利用者の総数自体の遷移はグラフでは減っているように見えた。レーンの整備により自転車利用者増を期待したいが。

⇒最後の2017年2月測定時は高校3年生が登校しないため、その分減少している。イベントや天候などの環境要因により作用されているためおそらく変わっていない。
→自転車レーンにより自転車人口を増やしたい →自転車人口を増やすには、健康面のメリットをアピールするなどの啓発も大切。

2)自転車ネットワークとは何か。

⇒自転車を安全に使える道路ルートの構成のことを指していてソフト面ではなくハード面のこと。昨年度はうべこまちで自転車ネットワーク案をつくる市民WSを4回ほど実施しており、原案をつくってきたので、市に届ける準備中。

3)学校側(教師)の自転車レーンの認識としては"自転車に乗る生徒に自転車レーンの利用を強制させることはできない"であり、
  教師自身もおそらく自転車に乗らない人が多数のため、レーンの使用をしていないため安全性を伝えることができないのではないか。

4)自転車レーン利用に関するアンケートはいつ実施して、対象はだれか。レーンを利用しない理由も訊いているのか。
  調査は手間かもしれないが、繰り返し実施して、利用実態、利用しない理由と課題を明らかにして、それへの改善策をとることが大切と思う。

⇒レーンが供用開始した2015年4月の同年7月、宇部中央高校・慶進高校・慶進中学の全生徒対象、学校の協力で村上研が実施。利用しない理由も訊いている。利用距離が長いほうが利用率が高い、レーンへの支持が高い傾向もみられる。

5)自転車レーンの問題点

 ・レーンの危険性

 ・レーンがガタガタでありそこに水たまりができる
→解決の具体案を市役所に提案をしてみては?(しかし市役所としては歩道や道路もあるため自転車レーンだけの優先整備は難しい)
・清水川交差点は缶のプルやガラス片など、ゴミが落ちていて自転車のパンク危険がある。
→宇部市の道路愛護ボランティアなど募って、清掃活動をする?(愛護ボランティアの清掃は歩道が基本。すぐそばを車が通るので、レーン清掃には危険が伴う。)

 ・レーンの入りやすさ

・レベルの違いや縁石などで入りにくい、またレーンが短いため入ってもすぐに出なければならない。清水川交差点はガードレールが邪魔で、レーンに入りにくい。
・神原交差点は、国道490号線(参宮通り)の拡幅がこの春完成し、自転車横断帯がなくなった。自転車レーンから西に向かう際、矢羽根があれば、安全性が増す。西からくる自転車が交差点からレーンに入ろうとしても、矢羽根が無いのでどこを通れば良いか、不安になる。車も注意が足らない。2017年2月に宇部土木事務所にて警察・宇部市・うべこまちで協議したが、宇部土木での対応はできないとのことだった。

 ・レーンの幅

・法定の自転車専用レーンは幅1500mmとるが、宇部自転車レーンは法定外として、街渠の外側に1000mm幅としている。直路の部分は1500とれるが、交差点で右折レーンや右折スポットが入るとレーンが急に狭くなるのを避けるため。
・団体で自転車レーンを使うと安全ということがわかるが、1人での利用は不安を持つ人もいる。

6)まちづくり、大型道路整備の問題

・今行なっている道路の工事などは歩道が広すぎて5m〜6mもある。そこを仕切って、自転車道(レーン?)が作れたのではないか。
・20年前から計画されて予算を組んであるため簡単に変えることができず、柔軟性がないため自転車レーンを簡単に作ることができない。
それでは何十年たっても、環境と人にやさしい自転車ネットワークができない。市民から行政にもっとよびかけ、政策を変える必要がある。
・サイクリング県として山口県が売り出しているがイベントしかやっておらずハード面がなにも成り立っていない。
・宇部市は環境首都を目指しているので、自転車政策・ネットワーク整備で先進都市になるよう、もっと工夫していきたい。
・きちんとした自転車レーンを伸ばすのは理想だが、予算的に厳しいこともあるので、ゾーン30の歩道が無いような道路の
旧道ネットワークのように、左側に自転車マーク・矢羽根を入れるのがB/Cが高く、出合い頭事故防止につながるのでは。
・宇部新川駅の建替え計画があるなら、北口と自由通路を設け、北口側にサイクリングターミナルをつくり、自転車レーンを
延長して(産業道路3.5qを)、自転車通学のスムーズ・快適な環境改善につなげたい。

 7)自転車ルールへの意識啓発

 ・意識向上の例

・ヘルメットを無料配布(愛媛県は高校生に配布)、宇部興産などへ補助を要請したら。
・市教委では昨年度から?小中学生が放課後もヘルメット着用すること、保険加入を指導している。
・宇部日報など、地元新聞で5日連続で(5週連続で)自転車へのことについて発信する。
・うべこまちでは、5年余り、自転車ブックレットの配布を、市内の全中学3年生卒業時に送呈。
・自転車通行が許されている道の認識の違い(市民、市役所、警察)、ルールの浸透ができていない。

8)感想など

・自転車レーンを走ってみて、良いものだと思った、もっと宣伝して認知度を上げて、多くの人に利用してもらいたい。
・自転車利用アップには、魅力ある路線、ルートが必要だが、宇部では厳しい状況。楽しむサイクルルートは弱いのでは。
・政策としてはレーンを推進したいが、親としては子どもが自転車レーンを走るのはどうしても不安に感じるのが実際。
・自分もこの区間のレーン利用率は50%くらい。なぜ、レーンを走らなければならないか、答えにくい、説得しにくいと思う。
・ヨーロッパでは自転車レーンを歩道側に、車道と構造分離で作っている例も多い。その方が安全・安心と思う。
⇒自歩道内の通行位置指定では、自転車が勝手なところをとおり、歩行者の安全が確保されないのが宇部市・日本の多くの事例。
・2015年にレーンが出来た頃は週1回テニスコートに通う際、レーンを通っていたが、(年齢とともに)最近は通っていない。
まわりからの強制がないと、人は安い方に流れがち。
・多くの意見が聴けて参考になった。車道混在型は国のガイドラインで通行台数4000台規模の道路となっている。
ここは7000台から多い時は10,000台通るので、きちんとしたレーン(専用レーンや、一方通行の自転車道?)が必要かもと思う。
交通量が少ない道路なら、もっと使われると思う。
○意見を書きだしたポストイット

        

○文書で提出された意見

   ⇒ 最も自転車レーンを沢山走っている三浦さんの意見(当日不参加)